2014年2月2日日曜日

フェイクフードの着色

こまめに更新!
なんてったって、自分で忘れますからね!
記録は大事です。セーブ大事。自分の為にも。
 
というわけで着色をしていきます。
まず改めて、素体。
写真撮りながらの作業が難しいので、少しは残ってたパンを基本にしましょうか。
作って2週間以上乾燥させた粘土です。
 
さて画材ですが、スプレーや塗料、またはそもそもカラーの粘土を使う、など様々なようですが、
私は元々水彩絵の具好きなので、アクリル絵の具一択で。
ベースを塗ります。
こんがりおいしそうなきつね色。…うん、まんま『狐色』という絵の具がありまして。
画材超大手のターナーさんの『和』シリーズだそうです。
水彩しかやらないので、アクリル絵の具は今回粘土塗る為に買ってきました。
サクラのペンテル12色と、ターナーの『和』シリーズを何本か、あと、ダイソーでも3本ほど。
 
ダイソーと言えば、以前の試し塗りから、もっと塗りやすい筆はないかと百均をうろついたところ、
サイズ的に化粧品はと、『アイシャドウチップ』なるものに行き当たりました。
名前から察するにアイシャドウ塗るためだけのスポンジ筆なのでしょう。
つまめる程度の柄にウレタンスポンジがついたもので、10本入り。お得。
しかもスポンジ部分だけを別売りしてたので替えも利くのでしょう。色ごとに使い分けると良さげです。
 
アクリル絵の具は基本ガッシュ(不透明)で使うので、水はほとんど要りません。
ダマにならない程度に溶いてスポンジに少しつけ、均し、ステンシルの要領でポンポン叩くように塗っていきます。
…あ、メーカーによりますね。ダイソーのは絵の具が薄くて水ゼロの状態が塗りやすかったです。
 
これでもなかなかおいしそうなのですが、
私はもっと硬いパンが好みなのでもっと焼き色を付けましょう。
 
焦げ茶色です。
こちらはメモによると(既に忘れている)
サクラのペンテル絵の具(アクリル)の茶色と緑を混ぜたものです。
同じようにポンポン叩きます。
ベースは塗っているので、塗り残しは気にしない。むしろ、あまりベースを隠さないように、
仮想オーブンの熱が当たる部分だけ塗るように絵の具を付けていきます。
クープ(切れ目)の中のぼそぼそ部分は、本当に軽く。
スポンジの面で突出してる部分だけに絵の具が当たるように軽くたたきます。
 
その結果が、
歯を食いしばるぐらいおいしそうなパンになりました。
自分で言うなですね。いやでもこれは結構いい線いってるんじゃないでしょうか。
まさにビギナーズラック
 
何と言ってもアクリルは一度乾くとビニールのようになってしまうので…気軽に中断できず…
ほぼ飲み食いできない状態で作業してますからね…(ギリギリ)
 
先述したとおり、アクリルは一度乾くと使えない&乾きもなかなかに早いので、
作品2~3個ずつ色を出しては色を塗る、という作業になります。
特に混色してると同じ色が作れるか、というのがネックです。
一応絵の世界では『三色ルール』というのがありまして、例えば木の葉の緑。
光のあたる部分や影になる部分がありますが、
ひとつの要素に『三色』以上使うと汚く見えてしまう、というもの。
三色の濃淡で塗ると綺麗に整うようです。
特に立体造形なので、天然に光と影がついてしまいますしね。
チューブから出すと再利用できない、と考えるとなかなか貧乏性には試練ですが、
混色は多めに作っておきましょう。
 
しかしそれも絵のルール。
 
世界には沢山の色がある!
 
狐色と焦げ茶色、たった二色で仕上げるなんて手抜きだ!
 
と思ってこちょこちょ色足してたらどうにもならなくなった結果がこれです。 
こげぱん。(懐かしい)
最終的に濃い色で押さえつけることになりました。
出来てみればフェイクであえての失敗フードというのも面白いですね(前向き)
 
 
風合いのあるパンは塗りムラがそれっぽいので思いのほかマットなものの方が難しかったです。
そんなチーズ。
えーと、あんまり画像が残ってませんでした。
 
ここでアクセサリー用、なんてなると金具があったりするんですが、
それを持ち手にして塗ることができるのですが、
そんなもんまだ考えてませんよ
というわけで、この状態でどうやって360度着色するか。
 
…結果的に、2~3回塗り重ねることになったので、半分ぐらいずつ塗りました。
それでも小さなカットは持つ指が絵の具まみれになりましたが。
 
塗りながら気づいたのですが、やっぱり粘土ごとに特性があるようで。
作ってる感じはさほど違わなかったのですが、
『モデナ』はつるつるマットに仕上がりますね。
概ね『ハイクレイ』で作ってたので、切り口が思いのほかガタガタで上手く塗れませんでした。
ガタガタぼそぼそで、どちらかというとチーズケーキっぽくなったもの。
作るものによって粘土を使い分けるのも大いに必要ですな。ふぅむまだまだ。
 
あと、切り口塗るの難しいので、粘土に色つけて作った方がいい気がした。
 
ソフトチーズ。
これの外面ですね。これは画材の『ジェッソ』というものを塗ってみました。
元々は下地用画材らしいのですが、(紙やキャンバスに塗っておくと絵の具のノリや発色がいい)
白絵の具よりももったりとしていて、不透明度が高いです。
画材として使ったことはありませんが、ホワイトというか、修正液に近い印象。
厚みがあるので当然乾くのに少し時間が要る(粘土ほどでなくほんの数分ですが)
…いっそ厚みがあるならモデリングペースト(画材パテみたいなもの)の方がよかったかも。
こちらもまた試作してみたいですね。
 
あ、下に敷いてるのはクッキングシートです。パレット代用。
乾くと溶けないアクリル絵の具。普通のパレットじゃ洗うのも大変で、
多くの方が洗った牛乳パックを使い捨てパレット代わりにしているらしいですが、たまたま手合いが無く。何かと探したところ行き着きました。
ペーパーパレットに似てますしね。
 
 
そろそろ気付いた。
 
『記事長すぎやしないか?』と。
 
今回は塗りだけにしておきましょうかね。
記事を分けます。
 
では、また。

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